時には何となく泣きたい、悲しい余韻に浸りたい、悲しい気分のときに共感したいと思うことはありませんか?
自由に使える時間は貴重です。手探りでは目的の映画に巡り会えず満足感も低くなります。
月間100作を観ている筆者が数ある中から厳選しました。
アマゾンプライムで気になる洋画を観尽くしたマニアが、有名作からマイナーな切なく悲しい映画を紹介します。
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切なく泣ける映画6作
ガルヴェストン
視聴時間:1時間33分 公開:2019年
映画への一言 |
要約すると、余命僅かの殺し屋が囚われの若い女性と組織から逃走する映画です。 この映画は一言で弱肉強食が表現され、善が悪を倒すを否定するかのようなリアリティがあります。 主人公が強いこともなく男女の絡みを一切省いた、終始暗い雰囲気の結末は何かを感じずにはいられません。 ただ、緊迫感なく逃走旅行を楽しむ姿は、危険な駆け引きに感じずツッコミを入れたくなる場面も散見されます。 後悔を生きた男性から生に、日々に精一杯生きる力を諭されるような作品になっていますよ。 |
あらすじ
余命僅かと宣告された殺し屋は相棒と仕事を遂行中、何者かに襲撃され無謀なまま相棒を殺されてしまう。咄嗟に反撃した相手がボスの差し金と察した殺し屋は、偶然見つけた囚われの女性と逃走する。身の危険を感じながら女性を切り捨てられない行動が運命を左右する。
ザ・バウンサー
視聴時間:1時間26分 公開:2019年
映画への一言 |
要約すると店の用心棒が高官の息子を死なせ、警察に脅されるまま危険な潜入をする映画です。 寡黙な用心棒であり映画全体の会話は少なめで、重苦しい雰囲気でオチが弱く感じます。 盛り上がりやアクションを期待する方には不向きですが、悲しく哀愁漂う内容はシンプルな物語や渋い映画を好む方にピッタリです。 |
あらすじ
店の用心棒が客をかわした勢いで転倒死させてしまったのは、政府高官の息子だった。新たに紹介された紙幣偽造オーナーの用心棒の仕事を掴んだ矢先、警察が死んだ息子を口実に偽造の内情を流すよう脅される。オーナーに住所を知られ娘が連れ去られてしまい…。
レオン
視聴時間:2時間12分 公開:1996年
映画への一言 |
要約すると、殺し屋が家族を殺された少女に同情し復讐の過程で純愛となる映画です。 謎が多く家族が殺される理由や総出で包囲する警察、なぜ殺し屋になったのかなど過去は明かされず中途半端な印象。 復讐の協力者が多く犠牲になりモヤっとなりがちで、親子ほどの年齢差を温かい目で見られるかで評価が変わるでしょう。 子役ナタリー・ポートマン出演の有名作は、細かい設定は気にせず純粋な愛を楽しみたい方におすすめです |
あらすじ
少女がアパートの部屋に入ろうとすると両親を殺したばかりのグループがいたことに気付く。助けを求めた隣人で冷酷な殺し屋が迷いながらも匿ったことで難を逃れる。殺し屋と知った少女は家族の敵を討とうと協力を仰ぐのだった。
ガーンジー島の読書会の秘密
視聴時間:2時間19分 公開:2018年
映画への一言 |
要約すると、ナチス占領の島で読書会との交流、会の名付け親の行方を探る恋愛ドラマです。 戦争体験の傷を本で癒す会は、友情あり恋愛あり歴史ありになっています。 寛大で義理堅く慎ましい男性と良い人で裕福な婚約者の間で揺れ動き、選んだ相手からは相性の重要性を感じます。 美しい壮大な景色が時折映り、気構えず観られる映画は気軽に観たい方や本好きな方におすすめです。 |
あらすじ
1946年、ナチス占領下だった島の読書会と文通したことがきっかけで足を運ぶことにした作家。会のメンバーと念願の交流を果たすが、名付けの女性が不在だった。新聞への掲載を拒むメンバー、島民の芳しくない話やひた隠しにされる女性に隠された事実とは?一体、何者なのか。
アリー/ スター誕生
視聴時間:2時間19分 公開:2018年
映画への一言 |
要約すると、スターダムを駆け上がる歌手が恋人の不安定さに翻弄される映画です。 派手なレディー・ガガのイメージを良い覆す作品で、高い歌唱力に心配ない熱演は安心して観られます。 才能ある原石のため成り上がる努力はなくサラリと成り上がり、リアリティが薄い印象を受けるでしょう。 歌手の恋人はアル中でドラッグに溺れ、迷惑をかけるため感情移入できず同情したくなります。 平凡なストーリーですが臨場感ある歌唱力を期待する方におすすめです。 |
あらすじ
歌手を夢見る女性は才能がありながらくすぶっていた時、偶然知り合った有名シンガーの目に留まる。初ステージで才能を開花させると、瞬く間にスターの仲間入りを果たしシンガーとの関係も進展していった。幸せに見えたシンガーは難聴に苦しみ酒に、ドラッグに溺れていき世間に足手まといと見られていた。苦悩する男性にかけられた何気ない一言が招いたゆくえは幸か不幸か――。
ジャッジ 裁かれる判事
視聴時間:2時間30分 公開:2015年
映画への一言 |
要約すると、42年間判事で厳格な父の覚えのない殺人容疑を弁護する息子との確執ある親子ドラマです。 親子ドラマを主とした裁判は緊迫感が薄く、確執・因縁・親子愛など濃い内容ですが盛り沢山に感じます。 本格的な裁判を期待する方には不向きですが、意外な結末を迎える作品は見応えがあり万人向けですよ。 |
あらすじ
判事歴42年の厳格な父が因縁のある敏腕弁護士で息子を避けていた。息子は急死した母の葬儀で、身に覚えのない父が起こした事故を弁護することになる。様々な因縁が絡み合う前代未聞の判事にかけられた殺人容疑は、親子の関係は回復するのか。