- 洋画サスペンス・ミステリーを探している
- 何となくでも面白いのが観たい
- 当たりのニッチな洋画が見つからない
と思っていませんか?
面白い映画に辿り着くのは骨が折れるばかりか、手あたり次第では10作観て1~2つ見つかるかどうかです。(筆者の感覚)
そこで月間180作を観ている筆者が数ある中から厳選しました!
自称マニアが有名作からマイナー作のサスペンス・ミステリー洋画を紹介します。
関連:【洋画好きおすすめ】不朽の名作&有名シリーズ!人気の映画50選
観ないなんてもったいない!傑作サスペンス・ミステリー洋画10選
1.インターセクション
2018年 1時間41分
amazon | (125件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (228件) | |
Filmarks | (382件) | |
TSUTAYA | (1,795件) |
あらすじ
新婚旅行中の砂漠で自動車事故を起こす直前、猛スピードで挑発してくる車とダートレースを繰り広げていた。
赤子連れや手錠をつけた者などと衝突し、砂漠脱出に協力するどころか殺人に手を染める者を含めた全員の不思議な共通点が明らかになる。
見どころ・ポイント
要約すると
新婚旅行で訪れた砂漠で停車中の車と事故を起こし身の危険に晒されていく映画。
見どころ
砂漠ダートレースから手錠をはめた犯罪者を含む車と事故を起こし、心を許せない緊迫状態に観入ってしまいます。
殺しが発生し知らない者同士を遠くから観察する謎の人物もおり、灼熱の砂漠でそれぞれの思惑が交差していくミステリーです。
ポイント
男尊女卑のような展開、自分の行いがそのまま帰ってくる因果応報のストーリー!
2.ゴールデンボーイ
1998年 1時間51分
amazon | (27件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (197件) | |
Filmarks | (433件) | |
TSUTAYA | (2,557件) |
あらすじ
ナチス迫害の研究にのめり込む成績優秀な少年が、近所の老人宅を訪問し漏えいをチラつかせ話を強要していく。
過去を隠して生きる老人は、アウシュヴィッツ収容の副所長であり冷酷非情さから吸血鬼と恐れられた大罪人だった。
見どころ・ポイント
要約すると
ナチス迫害に興味をもつ少年が、収容所の副所長を隠す老人に脅迫めいて自白させる映画。
見どころ
アウシュヴィッツ収容所の副長で、吸血鬼の通り名を持つ強者であろう老人を興味で武装した少年が強制的に過去を暴く強肉弱食が特徴です。
脅迫するような駆け引きや主導権の応戦に恐怖すら感じるだけでなく、老人からの応酬も相まった緊張感が見ものとなっています。
ポイント
東京国際映画祭(最優秀男優賞)を受賞したホラーの帝王、スティーヴン・キング小説作。
ドイツ系ユダヤ人の家系を持つブライアン・シンガー監督に縁を感じますね。
同監督が手がけた作品は下記でも紹介しています。
3.交渉人
1999年 2時間19分
amazon | (773件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (1,142件) | |
Filmarks | (1,702件) | |
TSUTAYA | (14,841件) |
あらすじ
一級品の交渉術をもって突入必須と思われる困難な状況でも話術で切り抜ける警官だ。
相棒に聞いた不穏な資金情報から始まった最悪の数日間で人質をとった、ビル立てこもり事件へと発展していく。
見どころ・ポイント
要約すると
相棒殺しと横領の濡れ衣で警察を敵に回したベテラン交渉人が、人質をとり立てこもる映画。
見どころ
犯人と交渉する立場からされる立場へと逆転する最悪の数日間を描く濡れ衣と横領を暴くサスペンス映画です。
射殺の危険と隣り合わせの極限状態での推理にハラハラ、頭も休まらない緊迫感があります。
ポイント
F・ゲイリー・グレイ監督は『ワイルド・スピード ICE BREAK』 、新作『メン・イン・ブラック』で知られています。
4.ミケランジェロの暗号
2011年 1時間45分
amazon | (132件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (302件) | |
Filmarks | (312件) | |
TSUTAYA | (1,462件) |
あらすじ
ユダヤ人画商の一家は信頼を置く人物の裏切りによって、密かに所有していた名画ミケランジェロを奪われてしまう。
ナチスとイタリア間の同盟を名画で橋渡しにしようとするが、よく似た駄作だったことから家族は苦悩の人生を歩み始める。
見どころ・ポイント
要約すると
ユダヤ人がソ連に国宝クラスの名画を取られまいとする、化かし合い映画です。
見どころ
実話をベースにした、シリアスで嘘のようなストーリーにコミカルさを交えた観やすい一作。
裏切りと駆け引きがスルスルと進み、絵画を奪われまいと死守していく風刺作品でもあります。
ポイント
タイトルの暗号や予想外な展開を期待する方を裏切るコメディ・サスペンスのためか評価が低い、掘りだし映画です。
5.もうひとりのシェイクスピア
2012年 2時間9分
amazon | (715件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (159件) | |
Filmarks | (168件) | |
TSUTAYA | (774件) |
あらすじ
文才に長けた伯爵が書き溜めた物語を著者名も含め、分身となる代役を探していた。
明かせない事情は家庭環境にも深く絡み合い、次期国王を狙った陰謀が渦巻くなかで人々を照らしたのはシェークスピアの演劇だった。
見どころ・ポイント
要約すると
文才を隠す貴族が代役に名乗らせた名優シェイクスピアと複雑な環境や人間模様を描く映画。
見どころ
庶民シェイクスピアが貴族だったとする諸説に挑んだ新ストーリー!
立場上の制限下で執筆に夢中になる複雑な人間関係や駆け引きとは裏腹に、絶大な人気を博してくシェイクスピアが印象的です。
ポイント
シェイクスピア生みの親が抱える悩みや宮廷の回りくどい策略に揉まれていきます。
6.ゼロ・ダーク・サーティ
2013年 2時間37分
amazon | (3,450件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (1,775件) | |
Filmarks | (2,786件) | |
TSUTAYA | (18,593件) |
あらすじ
アメリカを襲った911同時多発テロの首謀者、ビンラディンを暗殺しようとCIAが躍起になっていた。
精神を病むほどの拷問で順調に情報を得ていくが、有力と思われた情報筋との接触でCIA史上最悪の被害まで出してしまう。
見どころ・ポイント
要約すると
2011年に実行されたウサーマ・ビン・ラーディン殺害に至るまでを描いた映画。
見どころ
後に明るみにでた違法手段での尋問や拷問を行わざるを得ず失敗が許されない、緊迫した状況下で執念の実話が基になっています。
透明人間と呼ばれる雲を掴むような地道な捜査が2年に及んびました。
ポイント
巧みに姿を隠すビンラディンと断定した一人強気の進言が動かした急展開は、静まり切った糸が張り詰める緊迫感は見逃せません。
7.パフューム ある人殺しの物語
2007年 2時間27分
amazon | (1,454件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (1,796件) | |
Filmarks | (3,628件) | |
TSUTAYA | (25,207件) |
あらすじ
悪臭に満たさ汚れた市場で生まれた青年は必然と嗅覚に特化した人間となり、目視するように嗅ぎ分けていた。
初めての香水に触れた感動を忘れさせる女性との出会いが人生を狂わし、純粋な気持ちが猟奇的殺人鬼へと変貌させていく。
見どころ・ポイント
要約すると
超人的な嗅覚と匂いフェチが功を奏し、香水職人となり殺人に手を染めていく映画。
見どころ
変態的フェチを映画化したと言っても過言ではない、独特で好き嫌いが分かれる内容となっています。
優れすぎた嗅覚が世間を恐怖に陥れる、万人受けされない作品ですが映像美や物語見応えを感じる臭いまで伝わりそうな世界です。
ポイント
映画のクオリティが高い反面、突拍子すぎる味付けの結末がギャグかと思わせる惜しさもある唯一無二の作品なのです。
本作は累計1500万部を売り上げたベストセラー作を映画化!監督はトム・ティクヴァ。
8.シンプル・フェイバー
2018年 1時間56分
amazon | (170件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (771件) | |
Filmarks | (6,436件) | |
TSUTAYA | (26,192件) |
あらすじ
仲良くなったばかりの美人ママがまもなく失踪し、おせっかいから心配を通り越して個人的に捜査を始める。
彼女の水死体が発見され周囲の不可解な動きから彼女の過去を洗い出していくと、思いもしない事実が見えてくることになる。
見どころ・ポイント
要約する
親友のママ友達が失踪した身辺で不可解な動き心配し捜索していく映画。
見どころ
明るく前向きなキャピキャピした主人公はクールなママ友が失踪し、おせっかいで優しさが全面にでていた名探偵ぶりに注目です。
ママ友の過去から全貌が見えていき、夫が犯人にも見えるミステリーでありコミカルさも兼ね備えたひねりの効いた一作!
ポイント
軽い雰囲気で観やすく、良いテンポで進み二転三転していく最後まで飽きさせない内容となっています。
監督はポール・フェイグ。
どんでん返しは下記でも紹介しています。
9.ゾディアック
2007年 2時間37分
amazon | (2,007件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (1,598件) | |
Filmarks | (4,720件) | |
TSUTAYA | (29,304件) |
あらすじ
全米を震撼させ地面さえも揺るがさんとする恐怖が今なお存在する――。
1969年の殺害と犯人からの手紙が届き逮捕まで遠くないと思われたが、事件発生から捜査に行き詰まりを見せていた。
警察に代わり正義感に満ちた記者や市民が人生を放り投げ、捨て身でゾディアックを探していく。
見どころ・ポイント
要約すると
世界を恐怖に陥れる未解決の連続殺人犯を捜査する者たちを描いた映画。
見どころ
アメリカのみならず世界でも名が広まった連続殺人鬼を追う警察や記者など、市民それぞれを描いたサスペンスです。
史実を知る人であれば結末は読めることを加味しても、人生を犠牲にするほどに迫真の捜査で我々を引き込む魅力があります。
ポイント
映画を観た後にはあの人が犯人なのでは?と議論したくなる内容は、批評家に高評価を得た本作はデヴィッド・フィンチャー監督作。
同監督の『セブン』『ゴーン・ガール』『ファイト・クラブ』は下記で紹介しています。
10.チェンジリング
2008年 2時間21分
amazon | (264件) | 平均 |
Yahoo!映画 | (3,136件) | |
Filmarks | (3,821件) | |
TSUTAYA | (30,546件) |
あらすじ
9歳の息子と仕事終わりに約束した時間を過ぎても帰宅しない母は翌日、捜索願を提出する。
一向に進展のなかった警察からの連絡で息子が見つかり、心から喜び再会を果たすと知らない少年が母と呼び演技を続けていた――。
見どころ・ポイント
要約すると
失踪した子どもを発端に警察の揉み消しに発展していく映画です。
見どころ
少年が失踪し焦燥している母を追撃するように、別人を母と呼ばせ片付けようとする親心を踏みにじる卑劣な警察との戦いでもあるのです。
迫真の演技に引き込まれるだけでなく立場の弱い1920年代の女性を利用した、政治的な面も見え隠れし、心がえぐれる実話と知れば心を揺さぶられるでしょう。
ポイント
シングルマザーの心の拠りどころで宝だった一人息子の行方を追った衝撃の実話!
監督はクリント・イーストウッドが指揮を執り主演にアンジェリーナ・ジョリーを迎え、アカデミー賞にノミネート(候補)された一作。