ディズニー作品を1つは答えられる人が多いほど有名ですが、ディズニープラスは未登録ではラインナップが見られないため、秘境地と言えます。
テレビやネットではNetflixを耳にしますが、ディズニープラスは、無料体験もなく作品が絞られすぎて自分に合うか不安になります。
そのような悩みに洋画マニアが、猛烈に使って分かった他社との違いや、使い心地をメリット・デメリットに分けて紹介します。
経験したなかでディズニープラスに合う人もピックアップしています。
ディズニープラス最大のメリット3選!ぶれないオリジナリティがすごい!
正直なところ、ディズニープラスは一言で紹介するのが難しいほど、魅力にあふれたサービスです。
夢を売るディズニーらしい、ぶれないポイントのなかにも、幅広い層が楽しめる本気のコンテンツが盛りだくさん。
- ディズニー作品NO.1、世界最高峰のスタジオ名作コンテンツが盛りだくさん
- 動画が完全見放題!月額990円、年額9,900円 家族で楽しめる
- 高品質なオリジナル作品が豊富
ディズニー作品NO.1、世界最高峰のスタジオ名作コンテンツが盛りだくさん

ディズニープラスに記載されている文言「世界最高峰」、言いきる自信から分かるようにハイクオリティー作品を視聴できます。
誰もが聞いた事のあるスタジオが名を連ねるのでイメージできる人は多いはずです。
動画が完全見放題!月額990円、年額9,900円 家族で楽しめる
ディズニープラスは月額990円、年額ではひと月あたり825円です。
レンタルや有料作品はないため、安心して見られるのが特徴です。
視聴可能なブランドは6つあります。
- ディズニー
- ピクサー
- マーベル
- スターウォーズ
- ナショナルジオグラフィック
- スター
見放題のラインナップは2万1千本あり、レンタルや購入がない定額制になっています。
4人まで同時視聴できるので月額247円、年額ではひと月あたり206円と断然安いのも嬉しいポイント。
高品質なオリジナル作品が豊富!
ディズニーと言えばディズニーの世界観ですが、ピクサーをはじめマーベルにもオリジナル作品があります。
検索にはオリジナルのカテゴリーがあり、簡単に探せます。さらに、6つに分類された中から好みの作品を選択できます。
- Disney+イチオシ
- 世界各国
- シリーズ
- 映画
- 短編
- スペシャル
世界各国の映画以外にもドラマや短編映画まであります。オリジナルの国内ドラマも配信していると知れば気になる人も多いのでは。
ディズニープラスが挙げる自信のあるメリット9選
- ディズニー作品以外も豊富
- ダウンロード再生ができる
- 1つのアカウントで7人までプロフィールが作れる
- 家族4人まで同時視聴が可能
- 多彩な言語字幕に対応
- スマホ・テレビなど6つのマルチデバイスに対応
- 友だちと共感できるグループウォッチが使える
- ペアレンタルコントロールで子供の視聴を制限できる
- 4K映像、ドルビー・アトモスでリアルな動画が楽しめる
- 会員特典、キャンペーンが豊富
ディズニー作品以外も豊富
ディズニー関連だけで飽きそうと思っていましたが、じつはそれ以外のラインナップも充実しています。
これまでディズニー以外の作品は4つでした。
- ピクサー
- マーベル
- スターウォーズ
- ナショナルジオグラフィック
上記のブランドに分類できない作品が「スター」として追加されたので、幅が広がりました。
見られる作品が狭かったディズニープラスには、大きなメリットだと考えています。
ダウンロード再生ができる

「スター」ブランドの追加と同時にダウンロードが可能になりました。
移動中や病院の待ち時間など、スキマ時間でもギガ数を気にせず楽しめます。
使い方は様々ですが、私が気付いたシチュエーションを紹介します。
- バス・電車・家族運転の移動中
- 電波が弱い部屋
- 病院や買い物の待ち時間
- 視聴被りが防げる
移動中や待ち時間に使うことが多く音が聞こえにくい環境でも字幕吹替の両方に対応した作品が多いので助かっています。
1つのアカウントで7人までプロフィールが作れる
契約者のアカウント1つで、複数人で視聴するにはプロフィールを作ってアカウントを共有します。
1つのアカウントを分け合って個別管理できるもの。

プロフィールで個別管理すれば子供の視聴制限ができたり、視聴履歴が混ざることなく使い分けができます。7人家族まで月額990円で楽しめる!
つまり、アカウントを分けない子アカウントと言ったところです。
家族4人まで同時視聴が可能
7人まで個別登録ができますが、同時に視聴できるのは4人までです。ただし、同時に通信をしなければ解決します。
ダウンロードをしてオフライン再生であれば7人であっても同時視聴が可能。もっと言えば再生はできませんが、4人が視聴中でもダウンロードはその間にできます。
多彩な言語字幕に対応
ディズニープラスは英語に限らず、最大28ヵ国語に対応しています。
必ずしも日本語の字幕はありませんが、吹き替えも充実している印象なので映画一覧から20作品の調査をしました。
- 吹替字幕:13本
- 吹替なし:5本
- 字幕なし:2本
人気作は確実に吹替字幕の両方ありますが、ドキュメンタリーや評価されない作品は片方のみになる傾向があります。
Amazonプライムビデオも多言語ですが、オリジナルや独占配信などに限られるので、ディズニープラスのすごさが分かります。
多言語の視聴には、外国語の勉強に使う手もあり、対応言語と作品が多いので利用しやすそうです。
スマホ・テレビなど6つのマルチデバイスに対応

主な対応デバイスは6つです。
- スマホ・タブレット
- スマートテレビ
- パソコン
- スティック型ストリーミングデバイス
- ゲーム機
- セットトップボックス
一般的に自宅で視聴できるデバイスに対応しています。
テレビ・衛星・IP放送を受信、自宅テレビで視聴できる信号に変換する装置。
テレビにChromecastやAmazon Fire TVを接続すれば視聴できます。Xbox、PlayStation®4、5を持っていてもテレビ画面で楽しめますよ。
友だちと共感できるグループウォッチが使える
グループウォッチとは、参加者が動画を同じタイミングで視聴でき、顔文字を送りあい気持ちを共有できる仕組みです。

参加者は動画が連動するので、誰かが早送りや再生バーなどを操作すると同じ場面から再生されます。
画面上で文字を送れませんが、ここが面白いなどリモートで即座に感動を伝えられるので、動画を楽しみつつ自宅にいながら盛り上がれます。
動画の視聴中、好きなタイミングでさり気なく気持ちを表現できるのがGood。
対応地域に住んでいれば、海外の友達とも繋がることができます。もし未対応の地域であれば教えてくれるので気になる人はチャレンジしてみてください。
ペアレンタルコントロールで子供の視聴に心配がいらない

プロフィールには、個別に視聴制限やプロフィールにロックをして設定の変更不可にもできます。
できることは2つ。
- 視聴制限(G・PG・12+・15+・18+)
- PINコードでプロフィールのアクセス制限
子供に残忍なものや、裸のシーンを見られたらと思うと心配になりますが、コントロール可能です。
プロフィールの設定にパスワードをつければこっそり変更されません。
PINコードを設定すればうっかりプロフィールに入られて視聴履歴を覗かれる心配ありませんよ。
4K映像、ドルビー・アトモスでリアルな動画が楽しめる
ディズニープラスには、3つの画質設定が可能です。
スマホ・タブレット | 1080 HD HD SD |
テレビ・ストリーミングデバイス | 4K UHD 1080 HD SD |
ウェブブラウザ | 1080 HD HD SD |
最高画質は4Kに対応しており、4Kはブルーレイの4倍情報量が多いため細やかな色彩が特徴です。
暗がりや海辺の白飛びしやすい見づらいシーンが、その場で見ているような感覚に近いため、違和感なく視聴可能。
さらに、ドルビー・アトモスはシーンに合わせて音に動きが加わるため、臨場感がよりリアルになりました。
映画館で採用された技術で、ダイナミックかつ現実的と聴き違えるリアルな音響を再現したもの。
ディズニープラスを使ってみて良かった機能、その他メリット
- 新作・準新作も見られる
- 予告動画で雰囲気を知れる
- 分類されたコレクションが便利
- イントロ・エンドクレジットで見逃ししない
- 動画が止まりにくい
- 会員特典、キャンペーンが豊富
- 問い合わせが迅速
新作・準新作が見られる
ディズニーのメリットは自社でオリジナル制作できるところです。すると、ディズニープラス向けの新作が見られることになります。
私が確認しただけでも複数見つかりました。
- 映画
- ドラマ
- ドキュメンタリー
- アニメ
注意点は、2023年公開の作品をいち早く楽しめますが、すべては当てはまりません。
例えば、アバター1を視聴できますが、新作アバターはまだ見られません。これは興行収入を狙っているためです。
とはいえ、他社では有料なところ、話題作が定額で見れられるメリットは大きいです。
予告動画で雰囲気を知れる
面白いかを判断するひとつに予告動画があります。
映画は2時間、ドラマも1時間を勘で選ぶと想像と違うことも。あらすじを読んだり、画像の雰囲気から選ぶのはたくさん経験しても難しいものです。
そこでおすすめなのが予告動画です。全動画にはありませんが、短時間に見どころが詰まっているので、イメージしやすく失敗も避けられるからです。

わざわざYouTubeに飛ぶ必要もなく時間短縮にもなるので便利ですよ。
分類されたコレクションが便利
カテゴリーや類似作品をまとめたコレクションが102種類あり、動画選びに困りにくくなっています。下記は個別のコレクション数。
イチオシ | 12 |
パワー・オブ・ストーリー | 2 |
ディズニー | 30 |
ピクサー | 5 |
マーベル | 16 |
スターウォーズ | 3 |
ナショナルジオグラフィック | 5 |
スター | 8 |
ザ・シンプソンズ | 1 |
ジャンル | 14 |
シーズナル | 6 |
似たテーマや続編を探すときに便利で一風変わったコレクションもあります。
例えば、音や風景にはファインディング・ニモの変わり映えしない動画や、薪の音を3時間聴けるなど睡眠を誘うほぼBGM動画があります。
- 癒しの風景
- ディズニーパーク
- フォーキーのコレって何?
もちろんプリンセスやハロウィーン、受賞歴のあるコレクションなど王道路線が多いです。
イントロ・エンドクレジットのスキップ機能で見逃さない

アニメはオープニング曲が挟まれやすいですが、イントロのスキップがあるので早送りする必要がありません。ドラマ・映画にも表示されます。
映画はエンドクレジットの中盤や最後に次回予告などがある場合、気づきにくいデメリットがありました。
ですが、エンドクレジットのおかげで見逃す機会は格段に減り、再生バーを確認せずに済みます。
動画が止まりにくい
ディズニープラスには「動画 止まる」という検索ワードが表示されていますが、止まりやすいとは思いません。
そこで下記の条件で検証しました。
- 動作対象 : スマホ・パソコン
- 画質 : 自動(1080 HD)
- 通信速度 : 25Mbps
- 回数:5回
- 条件: 1秒以上止まるまで0.5秒間に1回早送り
検証した結果、スマホでは再生時間の平均2分30秒止まらずに早送りできました。一方、パソコンでは20分以上止まらず再生されたため中断。
パソコンの方が、スマホより高スペックが要因で差が生まれたかもしれません。
以上のように、連打早送りしても読み込みが早いため止まらずに視聴できると分かります。
画質の切り替えが可能なので、推奨速度を守れば問題になりにくそうです。
推奨速度
- 高画質:5.0 Mbps
- 4K:25.0 Mbps
4K視聴の25Mbps出るかは、ディズニー推奨サイトの「speedof.me」で確認をおすすめします。
難しいと感じた場合は、「USEN GATE 02」が分かりやすいです。用途別の快適度を教えてくれます。
会員特典、キャンペーンが豊富

キャンペーンがよくされており、過去には下記のようなキャンペーンをしています。
- ドコモから入会限定の抽選ギフトカード
- ドコモ入会限定の抽選dポイント
- 全会員を対象に最大1万円分の抽選QUOカード
- ドコモ入会限定の「Amazon Fire HD 10 タブレット」プレゼント
- J:COMならディズニープラスが最大6カ月無料!
だいたいがドコモ入会限定ですが、会員やドコモに乗り換えを検討している人は参加しやすい特典が多いです。
問い合わせが迅速
登録初日から視聴制限にかかった際のチャット問い合わせからの体験談です。
トラブル内容を細かく選択することなく、すぐ繋がるので面倒にも感じません。チャットなので30秒以内に返信がある印象でした。
ただ、オンラインチャットなので常に画面を開いておく必要があり、スマホでほかのアプリを使おうと縮小して保留しすると切断されてしまいます。
たらい回しにされることなく、本人確認をして5分後には制限が解除されたので満足度が高く、安心材料になるでしょう。
ディズニープラスでイマイチだった機能や残念なデメリット
ディズニープラスはメリットが素晴らしいですが、洗練されていない部分もあり気になったポイントがあります。
他社で便利だった、ここは不便と感じる「機能」は下記のとおり。
- ながら見必須のミニ画面が非対応
- 字幕吹替が視聴前は分からない
- 元の字幕と字幕被りがよくある
- 倍速再生できない
- ダウンロードが遅い
- エンドロールで作品のおすすめを強要される
ながら見必須のミニ画面が非対応
スマホ視聴で吹き替えにしたうえで画面を小さくして料理をしながらや、ネット検索などができるミニ画面モード。

例えば、電子書籍を読みながら吹き替え視聴や、ネット検索しながらアニメなど時間を有効活用できる、よく考えられた機能です。
2時間視聴は集中が続かないことがあり、スマホしか持っていない場合、寝落ちしたり逆に単調な時間になる可能性があり残念ポイントでした。
字幕吹替が視聴前は分からない
優先的に改善してほしいのが、字幕吹替の表示。

上記はHuluとU-NEXTですが、一覧表示で分かるため使い勝手がよくアクションを減らせるメリットがあります。
ですがディズニープラスは、字幕吹替を再生して確認が必要。
ながら見したい時や電車移動など、視聴環境によって使い分けたいときに手間が増えます。
他社では事前に分かるのでどうしても不便に感じます。
元の字幕と字幕被りがよくある

ドキュメンタリーでよく見るのが、左右に表示される字幕。不慣れだと文字を追うのも大変ですが、元々の文字の上に被せて表示されるので非常に読みにくくなります。
ある人物が登場する度たび肩書きが表示されると動画どころではなく、諦めて読まないこともあります。
他社ではほとんど見かけないのでデメリットと言えます。
これは文字背景を透明にしているためで、背景を濃くするなど都度変えれば問題ではありませんが面倒です。
字幕乱れがある
字幕かぶりと似ていますが字幕乱れは、本来表示されない次の言葉が表示されることです。

上記は、会話が変わっても字幕かぶりが直らないもので、正しく表示された字幕の背後に次の字幕が重なっているためで、読む難易度が高くなります。
ディズニープラス側の問題で、ドキュメンタリーでありがちです。他社では見かけない不具合なので視聴を断念しようかと思うこともあります。
倍速再生できない
魅力的なラインナップでも見る時間がないと意味がありません。
最近聞くタイパとは、時間を有効に使ってたくさん動画視聴しようとすることです。
この作品はテンポが遅い、つまらないけど最後まで見たいと思った経験ある人は多いでしょう。
タイパするには倍速再生か早送りしかなく、使い勝手が悪いと言えます。
ダウンロードが遅い
ダウンロードは高・中・標準から選択できます。スマホは画面が小さいので標準でもきれいです。
標準 | 中 | 高 | |
Disney+ | 6分30秒 | 9分 | 12分40秒 |
amazon | 1分10秒 | 2分半 | 9分 |
U-NEXT | 2分10秒 | ― | 7分 |
遅いのは我慢するとして最も不便なのは、アプリを閉じるとダウンロードも止まることです。
私のスマホによる可能性はありますが家族も同じく止まっており、満充電しようとクリーンアップ前提かつ、急ぎでダウンロードして外出先でガッカリということがあります。
良い面は、残り何ギガをダウンロードできるか表示されるのは助かってます。
エンドロールで作品のおすすめを強要される
切実に改善してほしいのが、ブラウザ視聴時のエンドロールのおすすめ機能です。
最初こそ新鮮で感動しましたが、解除する方法がなく邪魔に感じています。

特にNG集があってもおすすめ紹介のために画面が縮小されるので、パソコンでは拡大する手間がかかります。
パソコンでは通常サイズに戻しても画面上のボタンを操作するまでに3秒ほどタイムラグがあり苦痛に感じています。
ディズニープラスに改善してほしいデメリット
たくさん視聴すると気づきが多く、誰からも指摘がないマニアックな意見もあります。どうしても直してほしいことも解説しています。
- 動作がわずかに遅い
- 作品ラインナップが少ない
- 高評価順に見られない
- 「スター」が分かりにくい
- 文字をコピーできない
- 再読み込みのしすぎは制限にかかる
動作がわずかに遅い
これまで他社を利用し、ディズニープラスのアプリを頻繁に使っていると動作の遅さが気になります。
下記はディズニープラス・U-NEXT・Amazonプライムビデオを比較したもの。

アプリ立ち上げ、再生待ちなど全体的にワンテンポ遅いため、一度長く感じるとストレスになります。
スマホ以外にも共通するので仕様だと諦めるしかありません。
スマホのアプリでは、ディズニーのマークの動く速さがゆっくりなため一概には遅いとは言えませんが、マーク以外の読み込みもワンテンポ遅いです。

作品ラインナップが少ない
ディズニープラスの取り扱い数は決して多くなく、21,000本です。
サービス名 | 見放題 |
amazonプライムビデオ | 非公開 |
Netflix | 非公開 |
ディズニープラス | 21,000本 |
Hulu | 10万本 |
Lemino | 18万本 |
U-NEXT | 27万本 |
数字だけ見ると見劣りしますが、ディズニープラスは量より質を重視しているのではと考えています。
じつは、世界興行収入TOP30のうち19本を見られるほか、ランキング外の名作や有名作を多数扱っているからです。
毎日何本も見たり、奇抜さやあっと驚く作品を選びたい人には少ないラインナップでは物足りなさがあります。
高評価順に見られない
ディズニープラスには評価するシステムがないため、ランキング形式も採用されていません。
評価順がない代わりに運営側からのイチオシがあり、人気作品の厳選と捉えることもできます。
- イチオシ
- アクション/アドベンチャー
- アニメーション
- コメディ
- ドキュメンタリー
- ヒューマン・ドラマ
- IMAX Enhanced視聴
- ラブコメ
- サイエンス・フィクション
- 短編・ショートシリーズ
- スポーツ
- ドキドキのスリルを楽しもう
- 西部劇
- キッズ
- UHD・HDRで視聴できる作品
ランキングがないと評価が悪かったとなりがちですし、高評価ものだけ見たい層には不満に感じるはずです。
知らない作品は、よほどパッケージに惹かれない限り大抵の人はランキング上位から見たいと思うはずなので残念ポイントです。
「スター」が分かりにくい
ディズニープラス大看板のひとつ、「スター」ブランド。初めての人は必ずスターとは何か疑問に思います。
- ディズニー
- ピクサー
- マーベル
- スターウォーズ
- ナショナルジオグラフィック
上記以外の動画全般が見られるブランド。
理解できれば問題はありませんが、他のブランドが分かりやすいので不親切に感じますし、作品選びがしにくいと感じなくはないです。
文字をコピーできない
マニアックな感想ですが、事前に評価を調べたいと思ってもタイトルをコピーできません。
他社もアプリ上はコピー不可でも、ウェブサイトではできます。ディズニープラスではすべてコピーできません。長いタイトルや俳優名の検索が面倒になるほどです。
監督や出演俳優のほかのどんな作品に出ているかリンクもないため、手動で個別に調べるのは大変です。
再読み込みのしすぎは制限にかかる

私は毎日たくさん視聴するため、何度も作品ページを確認しますが、ディズニープラスでは上限の制限があります。
加入初日からアクセス不可になり、ロック解除には問い合わせが必要でした。発生条件などの技術面は教えられないと回答されたので上限は確実にあります。
他社では30分に500回近くアクセスしても経験がなかったので、ディズニープラスは信頼できるとも取れますが私はデメリットと思っています。
正確には不明ですし、技術的な観点から未回答でしたが、短時間に100〜200回はアクセスしたはずです。

今回以外の制限でもエラー番号が表示されますが、自力で対処可能なこともあります。
ディズニープラスに向いているのは、家族利用・高品質ラインナップに期待する人!

ディズニープラスには、推している明確なブランドがあるので、まずは見たいと思えるものがあるかを考えると良いでしょう。
ディズニープラスはどこよりも強力なコンテンツが豊富にあり、毎日たくさん視聴していてもどの作品も期待値が高く、ワクワク感が途切れないのは初めてことです。
期待と評価に隔たりが少ないのが魅力なんです。
- 見たい作品が決まっている
- 世界観など何となく期待感がある
- オリジナル作品が目的
- 興行収入TOP30の大部分を見たい
- BGM感覚で流し見など子供も見る
- 家族が多く動画共有したい
見たい作品が決まってる

トイストーリー・アベンジャーズ・スターウォーズのシリーズが見たいなど決まっている人がおすすめです。
ブランドやコレクションごとに分類されているので見つけやすいんですよ。
他社では視聴不可や一部のみレンタルなど、目的のシリーズの全視聴するには1,000円以上かかります。
レンタルには期限があり、時間に追われますが、安く自由に見るにはディズニープラスだけの選択肢になります。
世界観など何となく期待感がある
ディズニーと言えば、いくつか不動の名作を挙げられる人は多いです。そして、あの楽しくハッピーな世界観を思い浮かべられますよね。
ということは、期待感が高いということであり、入会前からだいたいの人が何となくの方向性を知っているということです。
まさに私はこのタイプでした。それでも、これまでの歴史や有名作品のおかげできっと面白いに決まってると期待したとおり、毎日ワクワクしています。
知名度が抜群のディズニー作品やブランドのおかけですが、世界的なブランド力は他社には真似できません。
オリジナル作品が目的
オリジナルはディズニーの強みのひとつです。ディズニー、ピクサーとの共同制作も魅力的な作品が並びます。
ディズニー
- アナと雪の女王
- 美女と野獣
- シンデレラ
- ライオンキング
- パイレーツ・オブ・カリビアン
ピクサー
- トイ・ストーリー
- モンスターズ・インク
- カーズ
- ファインディング・ニモ
- Mr.インクレディブル
ディズニーオリジナルを5つ挙げましたが、同レベルの作品がゴロゴロあります。この作品もディズニー制だったのかと驚きながら執筆しました。
ピクサーもアカデミー賞受賞がいくつもあり格が違います。
興行収入TOP30の大部分を見たい
じつは、ディズニープラスには世界興行収入トップ30のうち、19作品が視聴できるんです。驚くことに「スター」の追加により、歴代の人気作が強化されています。
1位 | アバター |
2位 | アベンジャーズ/エンドゲーム |
4位 | タイタニック |
6位 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒 |
7位 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー |
8位 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム |
9位 | ライオン・キング |
10位 | アベンジャーズ |
13位 | アナと雪の女王2 |
14位 | アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン |
15位 | ブラックパンサー |
17位 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ |
19位 | アナと雪の女王 |
20位 | 美女と野獣 |
22位 | インクレディブル・ファミリー |
23位 | アイアンマン3 |
25位 | シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ |
28位 | スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム |
29位 | キャプテン・マーベル |
新作アバターは公開間もないため追加されていませんが、アバター1があるので追加は時間の問題です。
さらに新作アバターは5本公開される予定なので、ランキング上位の視聴できない作品は減っていくでしょう。
大半を占めているディズニー・マーベル・スターの3ブランドが新作を出せば、上位にくる可能性は高いでしょうから、入会しないのは人生損しているレベルと言えるかもしれません。
BGM感覚で流し見にも最適
ディズニーほど、誰もが認める子供から大人が楽しめる配信サービスはありません。
小さい子供はテレビを見ずにBGMとして聞き流しながら遊びますよね。それにシンプルで楽しいことが好き。
または、アンパンマンを卒業式したらディズニーアニメで一緒に楽しむこともできます。
大人には、ナショナルジオグラフィックの自然をテーマにした美しい景色を見ながら健やかな寝落ちに優れています。子供の寝かしつけに活用するなど使い方は多様です。
家族が多く、動画共有したい
家族が多いと見たいもの被りや順番待ちなど何かと我慢する場面が出てきます。

ですがディズニープラスは、1つのアカウントで家族共有7人の登録、同時視聴は4人までできます。
これは他社と比較しても最も多いため、1人あたりの料金が安くなり、人数が多くても不満になりにくいです。
コンテンツも分かりやすく、タイタニックやアバターなども視聴可能なので幅広い世代にも対応可能。
4人以上で見たいときはダウンロードをすれば同時視聴の人数を増やせますし、ひとつのプロフィールでもスマホとテレビ視聴が問題なく利用できます。1人で複数プロフィールの使い分けもちろん可能です。
家族間で会話のタネにもなるので活用したいところですね。
ディズニープラスに向いていないのは、色んな作品をたくさん見たい人!

不向きな人とは、ラインナップを知っても見たい作品がない人です。
- ラインナップに魅力を感じない
- 倍速再生なしは辛い
- 安さを求めている
- 偏りなく動画が見たい
- 雑誌やマンガも読みたい
- 事前に使用感を確認したい
上記を知っても問題なければ加入しても楽しめる可能性は高いはずです。
ラインナップに魅力を感じない
シンプルに魅力を感じなければ面白いとはなりにくいので他社が良いでしょう。
ハマれば良作揃いですが、ラインナップに偏りがあるので飽きやすいとも言えます。
ゾグゾクするようなホラーや残忍なシーン、濃厚な恋愛、セクシーシーンなどはディズニーの世界観を大事にする姿勢からも少なく期待できません。
その分、子供や家族にも安心して使えるマイルドさが良いところです。
倍速再生なしは辛い
倍速再生ができないので、たくさんの視聴には不向きです。
倍速再生の良いところは、見始めたけど微妙でもサクサク進めることや、特定のシーンだけを倍速にしたり、スローやコメディにありがちな早口なテンポを程よいスピードに調整できることです。
サービス名 | 倍速再生 |
Disney+ | ✕ |
U-NEXT | 〇 |
Lemino | 〇 |
Hulu | 〇 |
Netflix | 〇 |
ありすぎて視聴が追いつかない悩みは誰しも持っているでしょう。ですから、時間を効率よく使いたい人には不向きと言えそうです。
製作者がベストだと思って世に送り出した作品を存分に堪能できるんですけどね。
安さを求めている
ディズニープラスは安くはありませんが、高くもなく平均価格です。
配信サービス | 月額料金(税込) |
Amazonプライムビデオ | 500円 |
Disney+ | 990円 |
Lemono | 990円 |
Netflix | 790円・990円・1,490円・1,980円 |
U-NEXT | 2,189円 |
最安値は月額500円、年額4,900円(ひと月408円)のAmazonプライムビデオでコスパの王様です。
それ以外のHulu、ディズニープラス、Netflix、Lemono(旧dtv)は価格帯が並んでいます。
安さの観点では、作品数やラインナップの少なさから選びにくく感じるかもしれません。
安くはないなら個性を出す必要がありますが、ディズニープラスはディズニー作品やピクサーなどを始めとして、どこよりも強力なコンテンツ揃いです。
偏りなく動画が見たい
ディズニー作品・ピクサーなど、どうしても魅力的な作品が集中している印象なので、好みが分かれやすいです。
たとえば、他社ではブランド化していないのでフラットに選べますが、ディズニーは分かりやすい一方で押しつけと感じなくもありません。
ですが、少数精鋭のなかに多彩なジャンルが楽しめる「スター」ブランドがあります。
邦画・国内ドラマ・アニメ・ホーム・アローン・ターミネーターなど魅力のあるラインナップがあると知らず驚きました。
雑誌やマンガも読みたい
他社のなかには雑誌やマンガ配信を扱っていますが、残念ながら対応していません。
- U-NEXT
- アマゾンプライム
- FODプレミアム
実際は雑誌、マンガの配信している方が少ないです。
なにより世界観に合いませんし、週刊誌などの雑誌があったらきっと残念に思うはずです。
事前に使用感を確認したい
使うか事前に試したいと思うのが普通なところ、ディズニープラスには無料体験がありません。
正確には前身のディズニーDXでは、無料体験がありました。
この部分はだいぶ大きく、いきなり入会になるため強い意志が必要になるのでハードルが高くなります。
つまり、面白そうな作品が多そうだと分かっていても、迷って後回しになりやすいということです。
私の場合、他社をわたり歩きましたが、無料体験があれば状況は変わったと思います。
ディズニープラスと他社を比較
ディズニープラスで出来ないのは、無料体験と倍速再生です。
料金は平均的ですが、作品数が少ないのが気になるところでしょうか。
この中では、オリジナル以外もトップレベルで高品質な作品がラインナップされています。
- オリジナル全般:ディズニープラス
- 安さ:Amazonプライム
- 作品数:U-NEXT、Lemino(旧dTV)
- オリジナル洋画ドラマ:Netflix
- 日テレ系:Hulu
ディズニープラスのメリット・デメリットのレビューまとめ
他社をわたり歩き、洋画を見尽くした上でディズニープラスにたどり着いた経験を踏まえ、違いを解説しました。
主なメリット・デメリットは下記のとおり。
- ディズニー作品以外も豊富
- ダウンロード再生ができる
- 1つのアカウントで7人までプロフィールが作れる
- 家族4人まで同時視聴が可能
- 多彩な言語字幕に対応
- ペアレンタルコントロールで子供の視聴に心配がいらない
- 4K映像、ドルビー・アトモスでリアルな動画が楽しめる
- 分類されたコレクションが便利
- ながら見必須のミニ画面が非対応
- 字幕吹替が視聴前は分からない
- 倍速再生できない
- ダウンロードが遅い
- エンドロールで作品のおすすめを強要される
- 作品ラインナップが少ない
- 高評価順に見られない
オリジナルだけでなく、「スター」ブランドの追加でディズニー関連以外もできるようになり、他社との差が埋まりパワーアップしました。
どこよりもコンテンツの質が高く、作品自体は最も満足しています。
家族に「こんな良作があった」「面白い」と伝えても10回に1回興味を持つかどうかでしたが、ディズニープラスはYouTubeを封印して夢中になるほどです。
人の心を変えるブランド力、期待感や魅力があると言えるでしょう。
登録2分!さあ夢の国へ!!